介護経験の話
|
|
|
|
|
このページをご覧になられていらっしゃる方々は介護をされている、
もしくは介護について気になっておられる方々だと思います。
こちらのページでは、実際に私がやっている介護からお役に立てそうな情報を綴ろうと思います。
|
|
|
左脳の脳内出血で倒れた父の介護をやっています。右半身不随、失語症、失行。
父の現状(病院から帰宅後当時)
パジャマから普段着への着替え(全介助)、ベッドサイドに置いたポータブルトイレへの移動(全介助)、
洗顔・歯磨きなど(一部介助)、食事(自立)、屋内移動(車椅子・介助)、入浴(一部介助)
倒れてから1年。ベッドからの起き上がりができるようになり、立ち上がったり座ったりはできます。
歩行練習では、補助具なしで4点杖で室内をゆっくり歩くことができるようになりました。
(※ ベッドサイドのポータブルトイレへの移動は病院から帰ってきて半年後には
一人でやれるようになりました。入院期間は8ヶ月。失行があったのでリハビリ制限にかからず)
行っていること
・リハビリ(言語・理学療法・作業療法のリハビリを病院で教えていただいたことから状況に応じて)を
行っています。
・塗り絵。
・近所へのお出かけ(和菓子が大好きなので和菓子屋さんなど)
・料理は得意ではないのですが、たんぱく質・野菜・炭水化物のバランス、彩りのバランス、30品目を
考えて、栄養士の方に注意を受けたことを加味しながら作っています。
父の現状(帰宅から1年後)
着替えは一部介助。ベッドサイドからポータブルトイレの移動は自立。食事自立。洗顔・歯磨き一部介助。
屋内移動は車いすと自力と半々。入浴は一部介助。
左側に手すりのある階段は2階まで登れる(後方で介助者が支えた状態)。降りるときは後ろ向き。
もともとやりたかった水墨画を鉛筆で描いて練習中。
徐々に、父なりに今後の生き方を考えられるようになってきたように思います。
|
|
|
介護前(倒れる前)、父とあまり仲良くありませんでした。父は「自分はいつまでもいろんなことができる」と
考えていたんですね。いろんな集まりで役をもち、人の世話を飛び回ってやっていました。
本当に元気な人だったのですが、「疲れるから、そろそろ辞めたら」と言っても聞かなかったんです。
倒れる前、正直、疲れているのがわかっていました。階段でも駆け上がっていく父が、
けつまずく音がするんです。でも、自分はやれると言い切っていました。気持ちの問題だと。
食生活についても、好き嫌いが多く、すぐ食べなくなるので、徐々に作る気持ちが萎えていました。
疲れからか、父のわがままさがどんどん増えている気がしました。
突然、その日はやってきた…私の場合、そういうわけではなかったのです。
私は、正直、諦めていました。なるようにしかならないと。。そして。
お互いに頑固だったのかもしれません。だから、今は、明るく楽しい生活になるように心がけています。
食生活は、今も好き嫌いはありそうですが、病院でかなり怒られてきたようで、
彩りよく作ると、好き嫌いなく食べてくれるようになりました。
私も料理は一期一会!?なほど、必ず工夫して違う見かけ、違う味、違う組み合わせで
楽しんで作っています。
ただ、はどうしても嫌らしく、訪問診療・訪問看護の先生や看護士の方々と相談して
今より飲み込みが悪くなって、胸の音が悪くなったらつける約束をしています。
|
|
|
介護に役立つ無料で楽しめるサイトをご紹介します。
無料塗り絵サイト
父も色鉛筆で塗り絵をやっています。お気に入りの塗り絵サイトさんをご紹介します。
東芝けあコミュニティさんの大人の塗り絵 大人の塗り絵 大人の塗り絵広場
無料カラオケサイト
残念ながら父が好きな曲はなかったのですが、一緒に歌える曲があればいいですね。
しんぶん屋堂 無料カラオケMIDI音楽
サイトに書かれていますように、
はじめにYAMAHAさんのミッドラジオプレーヤー(無料)をダウンロードしてインストールします。
テンポを変えたり、キーを変えたり、ガイドメロディも大きくしたりなくしたりできて便利です。
無料折り紙サイト
残念ながら父は右半身不随で作ったもので遊ぶくらいしかできないのですが
キヤノン:クリエイティブパーク - ペーパークラフト|おりがみ・ちよがみ
A4サイズのコピー用紙にダウンロードしたPDFファイルを印刷するだけで、カラフルな折り紙と
織り方の説明が印刷されます。千代紙もあってかわいいです。
カタツムリやかえる、ちゅうがえりうまなどちょっと飾りたくなるかわいさです。
両手が使える方の介護にどうぞ。
無料心理テストサイト
冗談で心理テストをやっているとコミュニケーションの手助けになったり。
心理テスト GoisuNet(無料)さん
たくさんの心理テストがあって楽しいのですが、前世チェックや来世チェックの心理テストをやったら
まんざらでもないようでした(笑)。 |
|
|
リハビリ病院を退院する前に、ケアマネージャーさんを病院が決めてくださったので、
ケアマネージャーさんと相談しました。
ケアマネージャーさんが紹介してくださった介護用品の業者さんと相談して、介護環境を整えます。
基本的に病院のベッド回りと同じ環境になるように
レンタルでベッドと4点杖、車椅子、玄関用のイス式昇降機を借り、
肌に触れるものは買い取りなのでポータブルトイレを購入して父の帰りを待ちました。
父が帰ってきた直後に、同じく肌に触れるもので買取となるお風呂用品を
デモ(あらかじめお借りして使い心地をテストすること)でお借りして、使い心地を確認し、購入しました。
さらに、訪問看護の方にお風呂に入れていただくので、業者さんと訪問看護の方で話し合っていただいて
手すりなどを決め、取り付けていただきました。
上記以外で私が準備したものは、ベッドシーツとベッドのハーフシーツ、リハビリパンツです。
:
ハーフシーツ:を2枚購入。交互に洗って使っています。 |
介護の失敗談に続く |
|
介護用品:小林製薬グループの爽快ドラッグ
介護経験の話
|